「政策を真面目に議論している陣営が田母神陣営しかなかった」
不穏な動きは田母神俊雄氏の陣営でも起こっているようだ。「30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと」(ダイヤモンド社)で知られる元経産省キャリア官僚の宇佐美典也氏は1月22日、「(少なくとも自分の視点から見れば)『総合的に政策を真面目に議論している陣営が田母神陣営しかなかった』」という理由で「実は田母神陣営の中の人やってます」とブログでカミングアウトし、波紋を広げていた。
ところが、そのわずか6日後の1月28日には一転、
「色々ごたごたあって田母神選対事務所から出ることありました(原文ママ)。基本的には水島選対本部長との考え方の違いです。結局上杉隆化したこの2週間の我が身の迷走ぶりを反省し、しばし謹慎して頭を冷やします。また都知事選が終わった後にでもいろいろ総括します」
とブログで告白した。ツイッターでは、
「選対追放されました。頭冷やすべく、しばらく謹慎します」
と、さらにストレートな書き方になっている。