回収商品リスト、郵送できなかった? 問い合わせ100万件、アクリフーズどうすればベストな対応か

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   冷凍食品に農薬が混入された事件で、アクリフーズの対応が悪いと受付に居座った男が逮捕された。男の過剰な反応に疑問の声が上がる一方、アクリフーズ側も、もっと適切な対応ができなかったのかとの指摘も出ている。

   タクシー運転手とも報じられた東京都八王子市の職業不詳の男(46)が逮捕されたのは、不退去という異例の容疑だった。

「対応が悪い」と居座った男が逮捕されたが…

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   報道によると、男は2014年1月26日、アクリフーズに電話をかけ、「回収商品のリストを送ってほしい」と要求した。ところが、担当者からは「個別に対応するのは難しい」として郵送できないと言われたという。男は翌27日、東京都江東区のアクリフーズ本社に出かけて、受付で「電話の対応が悪い」「上司を出せ」とクレームをつけた。

   アクリフーズ側は、複数の社員で対応したが、居座り続けたため、2時間後に退去を求めた。「お引き取り下さい」との5回の依頼も無視したため、1時間後に110番通報し、男は、駆け付けた警視庁深川署員に現行犯逮捕された。回収商品を男が購入していたかは分からないという。

   アクリフーズ側の対応について、ネット上では、「毅然とした態度で撃退すべき」「ヘコヘコせず警察呼んだのは偉い」などと理解を示す声はある。しかし、「対象リストを郵送できないってどうかと思う」「来社の時点でさっとコピーして渡せば感情的な拗れに発展しなかったのでは」といった指摘も相次いでいる。

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