「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を設けている慈恵病院や、児童養護施設の団体などから「不適切な内容」だと批判されている日本テレビ系連続ドラマ「明日、ママがいない」。
2014年1月29日放送の第3話でスポンサー8社全てがCM放送を見合わせることになったが、美容外科医院「高須クリニック」の高須克弥院長(69)が2014年1月28日、ツイッターで「今からスポンサーになる」と発表した。ネットの一部では「かっこいいな!」「成功者は判断が早い!」などと喝采が上がっている。早ければ1月29日の放送分からCMが流れるのだという。
「僕が全部CMを買うよ」と宣言!
高須院長は自身のツイッターで、「明日、ママがいない」の全スポンサーがCM放送を見合わせた、という記事をリンクしてこう書き込んだ。
「『僕が今からスポンサーになるからしっかりやってくれ』といま日テレと電通に連絡したぜ。今夜のオンエアに間に合うといいな♪なう」
そして、放送は今夜ではなく明日だと訂正。なぜスポンサーに名乗りを上げたのかについて高須院長は、
「僕はがんばる人たちを応援したいだけ」
と説明している。ただし、その後のツイートは少しトーンダウンしていて、現状のスポンサーたちは自分が新しいスポンサーになることを歓迎していないようだ、などと打ち明けている。そして、
「もめてるらしい。僕の申し出は博報堂、電通、日テレ全てが喜ぶ提案だよ。僕が全部買うよ!」
と決意表明し、自分がスポンサーになれるように後押ししてほしいなどとも書いている。
ネットでは大歓迎ムードだが「それは無理な話」という意見も
この高須院長のツイートにネットの一部では大きな喝采が上がっていて、
「やるんじゃないかなと思ってた」
「流石としか言いようがない」
「かっこいいな」
「整形するなら高須クリニックにするわ!」
などといったコメントがネットの掲示板やツイッターに出ている。
ただし、高須院長がツイッターで書いているように他のスポンサーが歓迎していないとなれば実現は難しいのではないのか。ツイッターには今回の電撃スポンサー参戦についてこんなふうに考えている人もいる。
「そらあ無理だ、番組スポンサーは『CMは引き上げたけど提供は引き上げたわけじゃない』状態だもの。番組を敵視してではなく、番組を敵視する人々を味方にしたい故の自粛ってこと」
などだ。