2013年の外食売上高(全店ベース)は、12年に比べて0.7%増えた。日本フードサービス協会が2014年1月27日に発表した。前年実績を上回るのは2年連続。12年は0.7%減っていた1人あたりの支払額を示す客単価は、13年は0.8%増とプラスに転じた。
業態別の売上高をみると、「ファミリーレストラン」は12年と比べて3.3%増、「ディナーレストラン」は2.1%増、「喫茶」は0.1%増、総合飲食・宅配ピザ・給食などを含む「その他」は5.2%と、いずれも2年連続してプラスとなった。
なかでも「ファミリーレストラン」は、客数が1.6%増、客単価が1.6%増、店舗数が1.1%増といずれも増加し、とくに「焼き肉」の売上高は12.5%増と大幅に伸びた。
一方、ファーストフードは0.5%減と2年ぶりのマイナス。牛丼など「和風」が3.6%増、「麺類」が7.8%増と伸びた半面、ハンバーガーなどの「洋風」が3.9%減と足を引っ張った。
なお、同時に発表した2013年12月単月の全店ベースの売上高は、前年同月比1.6%増だった。