トヨタ自動車の国内生産台数が、2013年12月で累計1億5000万台を突破した。2014年12月24日に発表した。前身の豊田自動織機製作所(現トヨタ自動織機)がG1型トラックを生産して以来、78年5か月で達成した。5000万台は1986年に、1億台は99年に超えていた。
最も生産台数が多い車種は、世界150以上の国と地域で販売する「カローラ」で、国内生産台数は累計で約2500万台。生産台数が多いのは、自然環境が厳しい中近東などで人気があるスポーツ用多目的車「ランドクルーザー」(769万台)、商用車の「ハイエース」(620万台)と続いた。
トヨタは1980年代以降に海外進出を本格化。13年末までの世界生産台数は累計で2億1000万台を超えた。