東京都知事選を前にした各種世論調査で、舛添要一氏「優勢」との分析が相次いでいる。
毎日新聞、共同通信、産経新聞、フジテレビの4社が2014年1月23~24日に実施した調査では、舛添氏がトップを走り、細川護煕氏、宇都宮健児氏がこれを「追う」形になっているという。田母神俊雄氏がそれに続く。
ニコニコ調査でも舛添氏がわずかに先行
この結果を掲載した25日付の毎日新聞朝刊などによれば、舛添氏は自民党支持層の5割以上を固め、年齢的にも50代以上を中心に幅広い層から人気を得ているという。具体的な数字は公表されていないものの、小泉純一郎元首相の支援で注目を集めた細川氏に対し、舛添氏がある程度のリードを保っている状況のようだ。
21日発売のサンデー毎日でも、舛添氏が細川氏に大きな差をつけている、との調査結果を掲載した。週刊朝日など複数のメディアは、自民党が独自に行った世論調査で、舛添氏優位との感触をつかんでいる、と報じている。
一方、ネット上のアンケートでも、ドワンゴ・ニワンゴがniconico上で2014年1月17日~19日に行ったアンケで、舛添氏がわずかではあるが先行、細川氏が比較的差のない2番手だったという。
とはいえ冒頭に挙げた共同調査では、「投票先を決めていない」とする人が4割以上に達することから、「今後情勢が変わる可能性がある」(毎日)「選挙戦の行方は予断を許さない」(産経)とされている。