高齢化進む都知事選 主要候補者から「50代」消える

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上位4~5人で96%以上を得票

   猪瀬直樹氏が66歳で当選を果たした12年の選挙では、9候補者の平均年齢は68.2歳と14年の選挙よりもやや高かった。2番手の宇都宮健児氏は猪瀬氏と同じ66歳だったが、54歳の松沢成史氏が3番手に食い込んでいた。

   石原氏が3期目の当選を決めた07年、4期目の当選を決めた11年も同様だった。

   石原氏が78歳の時に行われた11年選挙(平均年齢56.9歳)では、次点の東国原英夫氏が53歳、3位の渡邉美樹氏が53歳、4位の小池晃氏が50歳。この4人で全体の98.6%の票を得ている。

   07年選挙(平均年齢59.2歳)では、次点の浅野史郎氏が59歳、3位の吉田万三氏が59歳、4位の黒川紀章氏が73歳。74歳だった石原氏と合わせると、4人で96.1%を得票している。

   そう考えると、今回の都知事選では、主要候補者から久々に50代が姿を消したことになる。

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