プロ野球・楽天ゴールデンイーグルスから新ポスティングシステムで米大リーグへの移籍を目指していた田中将大投手(25)が、ニューヨーク・ヤンキースと7年、総額1億5500万ドル(約161億円)で合意、契約を結んだ。ヤンキースが2014年1月22日に発表した。
年俸は6年目までが2200万ドル(約23億円)、7年目が2300万ドルで、総額でも単年でも日本選手史上最高となった。契約には田中投手が希望すれば、4年目終了時にフリーエージェント(FA)となれる条項が含まれるという。
契約が完了したことで、新ポスティング制度に基づき2000万ドル(約21億円)の譲渡金がヤンキースから楽天に支払われる。現在、ヤンキースにはイチローと黒田博樹投手が在籍する。
田中投手はプロ7年目の昨季、24勝0敗1セーブ、防御率1.27で、史上初めて無敗で最多勝を獲得。創設9年目のチームを初のパ・リーグ優勝と日本一に導いた。