茨城・常陽新聞が2月1日に「復刊」 「地域情報にはまだまだ可能性がある」

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20~40代の「子育て世代」がターゲット

   そうした「生活必需品」としての地域情報の受け手として想定するのが、20~40代の「子育て世代」だ。「新聞離れ」が指摘されるこの世代だが、新常陽新聞では購読者向けにスマートフォン、タブレット向けの電子版も無料提供する。

「紙でも電子版でも、読んでもらえるならこちらとしては変わらない」

そう楜澤氏は語る。編集方針も、既存の新聞やタウン誌とは差別化し、硬軟織り交ぜたスタイルを目指していくという。

   目標部数は、創刊1年で「1万部」。「損益分岐点は、そう雲の上というわけでもない」と楜澤氏は見込む。すでに「PR版」を2度刊行しており、2月1日から正式に始動予定だ。

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