加トちゃん夫婦はトイレが別々 家庭に「2か所」は増えている?

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   タレントの加藤茶(70)さんが、45歳年下の妻の彩菜さんとトイレが別なことを、自らのブログで明かした。

   約3割の夫婦が寝室を別々(マイナビ賃貸調べ)にしていたり、最近では洗濯物を別々に分けて洗ったりする夫婦も4人に1人(ライオン調べ)と少なくないようだが、さすがにトイレは聞いたことがない。

「オイラの専用トイレに沢山の漫画をおいてるよ!」

加藤茶さんはブログで「専用トイレ」があることを明かした
加藤茶さんはブログで「専用トイレ」があることを明かした

   加藤茶さんは2014年1月13日のブログ「加トちゃんペ」で、「オイラの専用トイレに沢山の漫画をおいてるよ!」と、専用トイレの存在を明かした。

   ファンからは、

「専用トイレって、嫁とトイレ別なの??? 普通そんなのあり得なくない?」
「何でトイレ別? どんな夫婦生活なんだろう・・・」

と、夫婦でトイレを分けていることを不思議に思ったり、夫婦仲を心配したりするコメントが多く寄せられているが、加藤さんはトイレに漫画用の本棚を置き、漫画を大人買いしてはトイレの中で楽しんでいるようだ。

「本棚つくって小説を読むくらいトイレに籠られたら、さすがにトイレ別にする」
「トイレしかくつろげる場所がないんだ」

と、ファンはあれこれ推察するが、「ひとりになれる場所」としてトイレをあげる人は少なくない。調査会社のバルクの「トイレに関する調査」(20~60歳代男女、1045人が回答)によると、トイレの中に置いているものに「雑誌・マンガ」をあげた人は5.8%だった。「小説などの本」(2.9%)をあげた人もいる。ひと昔前であれば、朝刊を抱えてトイレに籠って出てこないお父さんに、登校前の子どもらが迷惑するといったシーンもあったほどだから、とにかく落ち着ける場所なのは確かかもしれない。

   トイレやバス、キッチンといった水まわりの住宅機器メーカーのTOTOのアンケート調査では、トイレを「ホッとできる空間」と考える人が53.6%と、「用を足すだけの空間」と考える人の2倍近くに達した。また、全体の75.4%がトイレの空間づくりに「関心」や「こだわり」をもっているという。

   「もし、自由に自分がトイレ(空間)をデザイン・開発できたら」の問いに、「子どもがいるので便器を二つ並べてみたい」と答えた主婦もいた。

   トイレは「究極の個室」(TOTO)。加藤さんのブログには、「専用トイレには憧れるけどなあ…」といった声もある。

いまや一戸建ての65%がトイレは「2か所」

   TOTOは、「最近はトイレが2つある家庭は、一戸建て住宅であれば珍しくはありません」と話す。「地域差もあって、比較的大きな家が建つ北陸などでは多くみられます」ともいう。

   自宅(戸建て住宅)のトイレの数は、7年前は1か所が38.8%、2か所以上が61.2%だったが、12年3月のまとめでは1か所が34.6%、2か所以上が65.4%と、2か所以上が増えた。たとえば、2階建て住宅の1階と2階に1つずつ設置されているケースが多くみられ、もはや一般的といっていいかもしれない。

   ちなみに、マンションのトイレは99.4%が1か所。2か所は0.6%(12年3月)。

   もちろん、2か所あるからといって夫婦が別々に「専用トイレ」として使っているとは限らないが…

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