英国製「軽」スポーツカー今春、日本に上陸 熱烈なモーターファンに性能面でも衝撃

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日本仕様セブン130の本体価格は349万6500円

   ケータハム・カーズ・ジャパンによると、日本仕様のセブン130の車両本体価格は349万6500円。最高出力は国内自主規制上限の64PS、最大トルクは10.6kgf/mだが、車両重量は490キロと軽く、0→100キロ加速は6.9秒、最高速度は160キロのパフォーマンスを誇る。これだけ高性能のライト・ウエイト・スポーツカーを、維持費の安い「軽」として所有できるのは、日本のファンにとっては大きな福音だ。

   英国では既に自動車雑誌などで本国仕様の160がテストされ、「スズキのエンジンは8000回転まで一気に回り、右足のスロットルワークで自在にクルマをコントロールできる」などと絶賛されている。

   税金や高速料金など維持費の安い軽自動車は人気で、国内で販売する新車の4割を占めている。ところが、米国などは日本の軽を「輸入障壁」と批判している。「日本独自の規格で税金や高速料金を優遇しており、外国メーカーの参入を締め出している」という論法だ。米国はTPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉などで、軽規格の撤廃を求めている。2014年度の与党税制改正で軽自動車税が焦点となり、2015年4月以降に購入した新車は現行の年間7200円が1.5倍の1万800円に増税となった背景にも、日米摩擦の問題がある。

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