連載のバラ売りを希望する声も
女性の上記発言は滅茶苦茶な言い分に見えるが、一方で複数作品をまとめたパッケージ売りではなく、連載をバラ売りで欲しいという要望もネットでは少なくない。音楽業界でアルバム単位ではなく楽曲単位での購入を求めるユーザーが増えたのと同じ流れだ。
実際、経済誌などでは一部の特集だけを抜き出した電子書籍の販売が始まり、売上を伸ばしているほか、アマゾンは「Kindle連載」を2013年10月からスタートした。漫画や小説などの電子書籍をエピソードごとに定期的に自動配信する試み。
一度タイトルを購入してしまえば、完結するまで利用者は追加購入する必要はなく、連載が終了すると1冊の電子書籍の単行本が完成する。連載が載った雑誌を毎号購入して、さらに単行本を別に買うという負担がなくなった。連載が中止された場合は、全額返金されるシステムとなっている。当面は20タイトル前後を提供する予定という。