サッカー・イタリア1部リーグ(セリエA)のACミランへ移籍した本田圭佑選手(27)が2014年1月16日(日本時間)、ミラン移籍後初先発となる試合で初ゴールを決めた。
この快挙に東京都知事選に立候補している田母神俊雄氏も賛辞を送った。しかし田母神氏は13日、NHKのトップニュースが本田選手のデビュー戦だったことに「12分間もやることなのか」「これでは国民が馬鹿になります」などと発言したばかり。たった3日での変化に「手のひら返し」との声も上がった。
その後、田母神氏はニュースの「バランスが偏っていた」と弁明し、一連の発言は本田選手への批判ではないと強調している。
「ゴールを決めるのがいかに大変かわかる」
本田選手は1月16日(現地時間15日)のイタリア杯5回戦・スペツィア戦でホーム初出場、公式戦初スタメンを飾った。後半2分にシュートを決め、ミラン移籍後初ゴールをあげた。チームは3―1で勝ち、ベスト8へ進出した。
この本田選手の活躍に対し、田母神氏は1月16日朝、
「つい先ほど、本田選手がミランで初ゴールを決めたそうです。こんなに早く初ゴールとはすごいですね。日本国民として嬉しいです」
とツイートした。防衛大学校時代に「グランドホッケー部」に所属していたといい、
「ゴールを決めるのが如何に大変か良くわかります」
と本田選手に同情している。
田母神氏は13日の「おはよう日本」(NHK)が本田選手の話題をトップニュースで伝えたことに対し、
「始めから12分間がそのニュースです。サッカーも人気が有るのかもしれないが、トップニュースで12分間もやることなのか。これでは国民が馬鹿になります」
とツイートしたばかり。突然の「ヨイショ」にツイッター界隈はざわついた。