リニューアルでウェブオリジナルの記事増える
東洋経済オンラインの媒体資料によると、12年11年に大幅リニューアルした時点での読者(ユニークユーザー、UU)は200万人、ページビュー(PV)は1500万に満たなかったが、13年10月には約547万人、約4053万PVにまで伸びている。
1895年創刊の紙媒体は、13年上期の部数が64813部(日本ABC協会調べ)。5年前の89842部から比べると17.9%も減少しており、ウェブサイトの成長で紙媒体の部数減少を少しでも埋め合わせる狙いがあるとみられる。
ウェブサイトリニューアルの目玉のひとつが、紙媒体に載っていない記事を大幅に増やしたことだ。ただ、その中には「紙媒体と比べて内容が柔らかすぎ、ブランドを傷つける」「(見出しと記事の内容が一致しない)釣り見出し」といった指摘を受ける記事も少なくなかった。そうした中での今回の「ガセネタ騒動」だった。