日本側はリアル書店で対抗
こうした事態を受けて日本の電子書籍業者がアマゾンに対抗しようと、ようやく連携を始めた。電子書籍の販売実験などを行う団体「書店における電子書籍販売推進コンソーシアム」を設立した。紀伊国屋書店や三省堂書店、楽天やソニーマーケティング、トーハンや日本出版販売、大日本印刷と凸版印刷など13社からなる。
電子書籍のカードをリアル書店で陳列・販売し、複数の電子書籍ストアから選んでダウンロードできる仕組みを実験する。フォートマットがそれぞれ異なっていて、別の端末では読めないという問題を解決する狙いだ。
しかし、電子書籍なのにリアル書店にこだわる姿勢にネットでの評判は散々だ。
「なんで電子書籍買うのにわざわざ書店に行かなきゃならんのよ。アホか」
「てか紙の本買ったら電子版読めるようにすりゃいいんだよ」
などの書き込みが出ている。