法務省は2014年1月9日、13年の外国人入国者数(速報値)が前年比22.7%増の約1125万人で過去最高だったと発表した。1000万人を超えるのは初めて。里帰りなどで一時的に帰国して日本に戻る「再入国者」を除いた新規入国者は同26.5%増の約955万人で、やはり過去最高だった。
国籍別では、新規入国者は韓国(約231万人)、台湾(約217万人)、中国(約98万人)、米国(約74万人)、香港(約72万人)の順に多かった。
円安で日本観光に割安感が出たことや、ASEAN各国に対してビザの発給要件を緩和したことが増加の背景にあるとみられる。