共同通信の調査では賛否が拮抗
この朝日新聞の調査のあとに安倍首相の参拝があり、その後に内外からの批判が高まった分、参拝後の産経新聞の調査では肯定的な声が減少している可能性もある。
例えば、共同通信社が参拝後の13年12月28日と29日に行った全国緊急電話世論調査では、靖国参拝について「よかった」43.2%、「よくなかった」が47.1%で、こちらも否定的な評価の方が多かった。
朝日新聞の調査結果については安倍首相も把握している様子で、秘書が、調査結果が公表された12月29日のフェイスブックで
「他にも人生や恋愛観に関する様々な質問を設けた大々的な世論調査なのですが、紙面の扱いは何と、まさかの『30面』……。靖国神社参拝に対する国民の賛否など大切な事項が多いのですから、目にとまるいつもの様に一面で報じた方が良かったのでは」
とつづっている。