首相の靖国神社参拝、朝日と産経で似た傾向 若年層は「賛成」が多くなっている

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朝日調査でも韓国・中国の姿勢に8割以上が反発

   主として若者を対象とした朝日新聞調査でも同様の結果が出た。この調査は「20代はいま」をテーマに、参拝前の13年11月上旬~12月中旬に行われ、参拝後の12月29日に公表された。対象は20代3000人、30代以上2500人。郵送で回答を求めており、通常の世論調査とはやや目的や手法が異なる。また、安倍首相という固有名詞を挙げた聞き方ではないが、「日本の首相が靖国神社に参拝することに賛成ですか。反対ですか」という問いに対して、20代では賛成60%、反対15%と賛成が反対を大きく上回った。30代以上でも、賛成59%、反対22%と大きくは変わらなかった。「30代以上」の有効回答の年代別内訳は、30代17%、40代18%、50代19%、60代22%、70代16%、80代以上8%。年代ごとの回答は公表されていないが、「30代以上の約6割が賛成」ということは、幅広い年代で靖国神社参拝に肯定的な評価があることをうかがわせる。

   また、「尖閣諸島や竹島をめぐる中国や韓国の姿勢についてどう思いますか」という問いには、20代では「大いに反発を覚える」39%、「ある程度反発を覚える」44%と、8割以上が反感を抱いていることが明らかになった。30代以上はさらにこの傾向は顕著で、「大いに反発を覚える」50%、「ある程度反発を覚える」40%だった。

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