コトブキヤがフィギュア補給申し出る
沿道にもアニメファンが結集し、「ラブライブ!2期制作決定!!」といった看板を掲げる集団が出たり、今回の駅伝ではアニメ「ドラゴンボール」のキャラクターコスプレをした集団が現れたりしてテレビの視聴者を驚かせた。
また、稲田選手のインタビューを読んだキャラクターグッズを製造販売しているコトブキヤ(本社:東京都立川市)の担当者が1月3日に報知新聞の記事をツイッターにアップし、1人抜かれる度にフィギュア1個を没収されるのは厳しすぎるので、
「弊社から補給します。ランナーに優しくありたい」
などとつぶやいた。箱根駅伝にフィギュア業界が本格的に参入する気らしい、などと話題になった。声優の白石稔さんはこの日、ツイッターで、
「箱根駅伝はアニメファンの祭典だったか・・・w 」
と発言した。
稲田選手について順天堂大学の駅伝チームに話を聞いてみると、冗談とも取れるやり取りではあるがコーチとの間にフィギュアを没収するという「取り決め」は実際にあったのだそうだ。稲田選手はチーム内でも超が付くほどのアニメファンで、部屋にはアニメ関連のポスターがあふれているという。そして、
「本当にフィギュアを没収したのかどうかについてはまだ聞いていませんが、約束だからそうなるかもしれませんし、次の試合で成果を出すことを約束し、没収は保留になる可能性もあります」
ということだった。