高須克弥院長「お年寄りや妊婦にグリーン車くらいサービスすべき」
一方で、女性を擁護する意見も出た。ロンドン在住の情報通信コンサルタントでライターの谷本真由美さんは、「この女の子の方が正しい」「本当は鉄道会社が率先してやるべきだったと思う。病人やケガ人がでる可能性があるからその防止になる」とツイート。
美容外科医の高須克弥さんも「臨機応変に対処すべきだ。緊急時にお年寄りや妊婦にグリーン車くらいサービスすべきだと思うが違うかね?僕は緊急時に治療費を請求なんかしないよ」と賛同している。
1月6日のテレビ朝日系「グッド!モーニング」でも取り上げられ、コメンテーターの東京都市大学の涌井雅之教授は、「率直に言って大変失礼ですけどどうでもいい話」としながら、「やっぱりそういう運用ができるように、JR自身のマニュアルの策定が必要だと思います。車掌の判断でできないですよね」と、緊急時用の運用マニュアルの必要性を語った。
グリーン車の緊急時の活用についてJR東海の広報担当者は、 「指定席を開放する基準は定めていませんが、混雑時には通路の開放をすることはあります。グリーン車は車内設備が違うということもあり、相応の料金を支払った方に利用していただいています。車内でグリーン券を購入することもできます。急病人が出た場合は、多目的室などで対応しています」と話していた。
また新幹線に関する類似した議論で、堀江貴文さんのツイッターも炎上した。新幹線で泣きわめく子供について自身の子育て経験をもとに持論を展開し、子供に睡眠薬を飲ませるというやり方に触れ、「そうすりゃいいのにね。なぜか薬が嫌だとかいう奴らが多い」と賛同のツイートをした。副作用があるなど批判意見が殺到したが、「別に正論言って炎上するなら本望ですが」と、まったく動じていない様子だ。