「ウーマンラッシュアワー」に志村けんが苦言 早口で「何を言ってるか全然分からない」

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早口ネタにより集中して聞いてもらえる効果も?

   その後、枡田絵理奈アナウンサーが「ついていくのは必死ですけど、一応言っている内容はわかります。面白いなって思います」と擁護したが、志村さんは「マイクで言ってるんだけど、分からないのよ」「喋って、最後にしたり顔するんだけどね」などと困惑気味だ。最後には「あれがTHE MANZAIで優勝したとなると、もうターゲットは中高生だけだな」「ゆっくりわからせた方が、笑えると思うけどな」「ほんと正直、俺たちの年代は笑えない」と辛口評価を下した。

   実際、ネタ中の村本さんのしゃべりは超がつくほど高速なため、聞き取りやすいものではないのは確かだ。その点については本人も認識しているようで、たとえば「バイトリーダー」を扱ったネタでは「おじいちゃんおばあちゃんの前でこの漫才をこのスピードでやったら、アンケート用紙に思いっきりでっかく『?』って書かれた」「おじいちゃんおばあちゃんからしたら英語のほうがまだましかもしれない」などと話し、笑いを誘っている。

   しかしその一方、早口ならではのメリットもあるようだ。先のバイトリーダーネタは今では傑作として名高いが、もともとはゆっくりとした口調だったのだという。それを早口にした理由について、村本さんは「サラリーマンの宴会で営業をやっていたときに、お客さんが全然聞いてくれなくて。(中略)それでものすごい早口でネタをやったら、みんなが聞こう としてシーンとなったんですよ」とシネマトゥデイのインタビューで語っている。早口は、情報量の多いネタをお客さんに集中して聞いてもらうための策なのかもしれない。

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