名古屋に「愛着感じる」8割超
なにしろ、9割超の市民が名古屋は「住みやすい」と回答したのだ。今の地域にずっと「住み続けたい」という人も46.3%いた。「どちらかというと住み続けたい」と答えた人は38.0%で、今の地域に住み続けたい人は合計で84.5%に達する。
名古屋を「自分のまち」として「愛着を感じている」人は41.3%、「どちらかといえば感じている」人の42.5%とあわせると、83.8%が愛着を感じているわけだ。
一方、「転居したい」と答えた人は2.4%、「どちらかというと転居したい」と答えた人は6.2%で、前回調査と比べてほとんど変わらない。「転居したい」と答えた人に、「どこに転居したいか」聞いたところ、「愛知県外」と答えた人が40.0%で最も高かった。
ちなみに、東洋経済新報社が公的統計を基にそれぞれの市がもつ「都市力」を、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の5つに分類し、その総合評価を毎年公表している「住みよさランキング2013」によると、愛知県は長久手市が第6位、みよし市が第7位とベスト10圏内に2市が入っている。
複数の市が選ばれているのは、福井県(3市)と愛知県だけだ。