歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが東京・西麻布での暴行事件について、「多くの方に迷惑をかけたこと…あの時の事は忘れません」と2014年1月3日のブログで振り返った。
同日には海老蔵さんのドキュメンタリー番組が放送され、亡き父・團十郎や家族の支えに感謝する姿に、見直したという声が広がっている。
「父がいたから…こんにちがあります」
3日21時から日本テレビ系で「市川海老蔵にござりまする 疾風怒濤の"KABUKI"者」が放送された。海老蔵さんの5年間に密着したドキュメンタリー番組だ。
海老蔵さんは放送中に何度もブログを更新。「はじまるぅー ドキドキする!」、「あたたかくなるべく最後まで見てください…」と番組を宣伝したり、妻の小林麻央さんとのなれ初めについて、「見る度に恥ずかしいっす笑」と書いたりして、30回以上更新した。
番組は2010年に起きた暴行事件についても振り返り、亡き父・團十郎さんが事件後、海老蔵さんをかばうように連日のマスコミ取材を引き受けたことを紹介。海老蔵さんは番組内のインタビューで「歌舞伎に戻る時もそうでしたし、ああいう事件があった時も父が公のところに出てくださいました。いろんな意味で父に支えられた2年半だった」と語った。
これを受けて、自身のブログでも「父がいたから…こんにちがあります。家族がいたから…あんなことがあったのに僕を応援してくださった方々がいたからこそ…改めて見ると…言葉にならない…感謝です…感謝致します」と書いた。