「サスガ」「スゴイ」という日本語が流行
韓国はエロに対してはかなり「お堅い」お国柄で、たとえばアダルトビデオなどへの規制は日本より圧倒的に厳しく、テレビでも、人気ガールズグループ・KARAが「ヘソ出し」衣装を着ただけで出演NGになったことさえある。
そのため日本のAVはまさに垂涎の品で、声高に「反日」を叫ぶユーザーに、「じゃあ、お前は日本のAV見ないの?」との茶々が入る――というような場面もまま見られる。「日本=性進国」というイメージは、どうやらこの辺から来ているらしい。
そんな韓国ネチズンにとって、「性進国・イルボン」はからかいの対象であるとともに、ある意味で「憧れ」の国だ。性進国の話題が出れば、日本人の「スケベ」ぶりを揶揄するような書き込みとともに、「我が国も模範にしなければ」といった叫びが、皮肉半分、本気半分に上がる。最近では日本語をそのまま輸入して、
「サスガ!」
「スゴイ!」
と書き込むネチズンさえいるほどだ。「イルボン」と「GOD(神)」を併せた、「ガッボン」という「日本賛美」の言葉も生まれている。皮肉として使われることも多いため額面通りには受け取れないが。