「友人が日本製の爪切りを多く買っていて驚いた」
J-CASTニュースが取材したなかで、ほかに人気が高かった日本製の日用品はシャンプーとリンス、生理用品、さらにマヨネーズが挙がった。シャンプーは「現地ブランドだと髪の毛がバリバリになる気がする」(シリコンバレー在住の男性)、またマヨネーズは「日系米国人も好んでいます」(ハワイ在住の女性)。肌触りや味覚といった繊細な感覚に触れるものは、「代用品」で妥協できないということだろうか。
夫の勤務でシンガポールに住む日本人女性は、「友人が、日本製の爪切りを数多く買っていて驚いた」そうだ。爪切りについては「NAVERまとめ」にも「『切れ味がいい!』とアメリカ人の夫が感激して、以来、日本製しか使わない」といった感想が載っていた。
アジアでは「メード・イン・ジャパン」のブランド力は強いと、取材にこたえた中国系マレーシア人女性は認める。こうした日用品の多くは日本からの輸入品ではなく現地生産品だが、それでも消費者にとっては魅力なようだ。ただこの女性の場合、どこの国のブランドかというよりは友人の評価やネット上の口コミを吟味して購入を判断するという。そのうえで「日本製おむつ」を使っているそうだ。