やらせかガチかは、気にしない人が多く
最終問題の6問目は「牛肉」。名店「柿安」で焼き上げた、100グラムで1万5000円の松坂牛のヒレ肉シャトーブリアンと、100グラム400円の結着剤を使った加工牛肉を食べ比べるもので、「お肉博士」を自称するGACKTさんが挑戦した。
挑戦前「柿安は庭ですから」と豪語していたGACKTさんだったが、2つの肉を食べた瞬間明らかにイライラした態度になった。
「絶対A。口に入れた瞬間の繊維の細かさ、あと脂。良質な脂。絶対Aだと思う。これ失敗したら柿安行けないなもう。絶対大丈夫。絶対大丈夫。絶対大丈夫。絶対大丈夫」と自分に言い聞かすように繰り返し、不安が見て取れた。
GACKTさんの連勝記録もここでストップとなってしまうのか――そう思わせた。が、司会の浜田雅功さんが正解を知らせるため「A」の控室のドアを勢いよく開けると、不安げに座っていたGACKTさんは「よっしゃあ!」と大きく叫び、派手にガッツポーズしてみせた。今回も無事全問正解し、「一流芸能人」の座を死守。これで連勝記録を30に伸ばした。
視聴者はやはりGACKTさんの動向が気になっていたようで、ネット上の実況書き込みでは「あれ?GACKT顔面蒼白だぞ…?」「GACKT氏毎年連勝してるからな…ハラハラ」と緊迫した空気が漂ったが、全問正解の瞬間「ガクトきたああああああああああ」「Gacktすげええええええええええ」「ガックン一流キター!」など祝福のコメントが飛び交った。ツイッターでは「【速報】GACKT一流芸能人死守」といった投稿が相次ぎ、一時「GACKT」がトレンドワードとなった。
あまりにも連勝が続くために「どうせやらせだろ」と見る向きもあるが、「ガクトだけはガチ」と信じる人、「どっちでもかっこいいし面白いからいい」と気にしない人が多い。
一方、GACKTさんは12年1月にツイッターで、フォロワーから「格付け」の話題を振られ「もうそろそろ、いいんじゃないか?お腹痛くなるんだよ、あの番組。精神的にきつい」と回答していた。