2014年は「大増税」元年だ 消費税に加え年金も保険もそして相続税が

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家計から失われる可処分所得はかなり多い!

   富裕層にとっては、相続税の増税は痛い。2015年から、基礎控除額が「3000万円+600万円×相続人の数」になり、現行よりも控除額が約4割減る。さらには現在50%の最高税率が55%になるという、ダブルパンチなのだ。その結果、税金を払う人はかなり増えそうだ。

   さらには自動車税については、購入時に減税があるが、継続保有の場合には自動車税も、車検時にかかる自動車重量税も増税。中古車への負担が増すことで、新車に買い替えやすくしようという狙いがある。ちなみに、エコカー減税も2年延長された。

   一方、自動車メーカーが「弱いものイジメ」と反発していた軽自動車税は、2016年4月以降、現行の7200円から1万800円に引き上げられる。

   もちろん、年金保険料の値上げは2014年もまだ続くし、健康保険料の値上げも多くの健康保険組合で実施されることになりそう。

   つまり、給料が期待どおりに上がらなければ、家計から失われる可処分所得はかなり多くなることを覚悟する必要があるのかもしれない。

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