【2013年エンタメ回顧】(下)
壇蜜、ASKA、みの、猪瀬、嫌韓、死ぬまでSEX……「雑誌不況」でもネタは尽きなかった!

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消費増税の直撃が迫る

母:今年の後半は、みの(もんた)さんが凄かった。「朝ズバッ」でセクハラみたいなことをしたということが問題になったと思ったら、9月に入って突然、今年2度目の夏休みに入った。そのさなかに次男が逮捕されたんだよね。
兄:それからというもの、雑誌各誌で大バッシング。ころあいを見て本人は一部の雑誌で「単独インタビュー」で反撃の日々。でも、ちょっとしゃべりすぎたね。「週刊朝日」では「『せがれが受けるからよろしく頼むよ』って、僕が氏家さん(故・氏家齊一郎元日本テレビ会長)に言ってますからね」なんてコネ入社を暴露したりして。
父:「みのネタ」がひと区切りついたあと、文春や新潮なんかは「嫌韓」「嫌中」路線に舵を切ったね。部数が伸びそうな方へ進むってことだな。
兄:「嫌韓」「嫌中」はこれまでネット中心だったけど、今年は雑誌にも広がった。
母:そういえば来年(2014年)4月から、消費税が8%に上がるよね。雑誌も高くなるのかしら?
父:まだ正式な発表はされてないけど、たぶん上がるんだろうね。
妹:「雑誌不況」って言われて久しいけど、値上げしちゃうとますます買わなくなっちゃうね。元々が安いから、10円高くなるだけで、すごく値上げしたように思える。
兄:そんな「雑誌不況」のなかで気を吐いているのが、「週刊現代」と「週刊ポスト」。どっちも年配者向けのセックス特集を続けている。部数減の雑誌が多い中で、とりあえず部数を維持しているらしい。「現代」が「死ぬまでセックス」、「ポスト」が「死ぬほどSEX」――70代、80代の読者までターゲットにしているらしい。父さん、この手の雑誌、ときどき読んでるよね。こういう特集どうよ。
父:……おっ、おれは、まだ50代だよ!
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