姉妹グループのメンバーを総動員して「人文字」を作ることが恒例になっていたAKB48の紅白歌合戦のステージが、2013年は様変わりすることになった。
例年は前半部分に出演してきたAKBだが、今回出演するのは49組中41組目。出演時間は22時30分頃になるとみられ、18歳未満は出演できない。NHK側は「それに見合ったパフォーマンスをしていただけると思っている」と、ベテランメンバーのパフォーマンスに期待を寄せている。
2011年には210人で「がんばろう日本!!」
AKBの紅白出演は6回目で、「アキバ枠」として出演していた07年を除けば、09年から4年連続で「人文字」を披露してきた。特に2011年には姉妹グループ含めて210人で「がんばろう日本!!」の文字を描き、大島優子さんは
「1年に100人ずつ増えていくと思うので、NHKさんには、それだけ(大きな)ステージを作っていただかないと…」
と冗談を飛ばすほどだった。
2013年のステージで出演するのは姉妹グループと合わせて110人。110人が世界110か国・地域の衣装を着るのが見せ場だ。
高橋みなみさんは、13年12月29日の囲み取材で、
「今回は人文字は卒業という形になったが、新しい形でAKBとしての可能性を出していければ。今回出られないメンバーの分も、110人で2013年の締めくくりにふさわしいパフォーマンスをできるように頑張りたい」
と話した。