控えめで「少しはにかんだようなあどけなさが魅力」
そうした中、話題にのぼり始めたのが「カッパ口」だ。12月には、いくつかのニュース記事が取り上げたことで知名度が急上昇。代表的な「カッパ口」の例には、2013年のNHKの朝ドラ「あまちゃん」で大ブームを巻き起こした能年玲奈さんや、トリンドル玲奈さんの名前が挙がっている。とはいえ、こちらはアヒル口と違ってもともとの口元の特徴というわけではなく、くちびるを隠してしまう癖といった印象だ。突き出し気味で主張の強いアヒル口に対し、カッパ口は控えめで「少しはにかんだようなあどけなさが魅力」とも紹介されている。
現状では流行というほど目に留まることはないようだが、記事の影響でネット上では「カッパ口」を話題にする人が続出した。12月25日にはお笑いコンビ「NON STYLE」の井上裕介さんも「今、流行りのカッパ口をやってみた!!」として挑戦した画像をブログにアップしている。その上で、「ってか、見たこともない想像上のものを可愛いとする感覚・・・女子って、すごいなぁ」と感想を綴っている。
また、記事では紹介されていなかったが、ネット上の反応の中には「元祖」は能年さんやトリンドルさんではなく、お笑い芸人の鳥居みゆきさんではないかと指摘する声もある。実際にネット上の画像で鳥居さんの口元をチェックしてみると、確かにくちびるを隠してV字にした表情が目立つ。「カッパ口がいまいちどういうものか分からない」という場合は、参考になるかもしれない。