ツイッターに犯罪や迷惑行為自慢を書き込み人物が特定されることを「バカッター」などと呼ぶが、今度はツイッターで「ドキュンをナイフで滅多刺しにしたった(笑)」などとつぶやいた男が本当に刺していたことがわかり、2013年12月26日に殺人未遂の疑いで大阪府警に逮捕された。
この男は逮捕される前にフォロアーから、このことが殺人未遂事件としてテレビで報じられていることを知らされ、「あ」とつぶやいていた。この男のツイッターには自身の顔写真をアイコンとして使用しているほか、自分の顔写真も複数アップしている。
犯行が報道されていると知り「あ」とだけつぶやいた
逮捕されたのは25歳の男で、13年12月24日の午後8時過ぎにツイッターでこうつぶやいた。
「今ドキュンの車にクラクション鳴らされて、ドキュンが窓開けて凄んできたからナイフで滅多刺しにしたった(笑) 窓越しだから届きにくくて、逃げられたけど、ナイフに血ついてる(笑)」
「俺、ナイフ取り出すの少し手間取ったんだけど、アイツ怖い顔したままポケーっと待ってやんの」
そして、自分はドキュンとヤクザっぽい人間だけ狙っているので安心してほしいなどと説明している。
翌日の25日にフォロアーから、「テレビなどで乗用車を運転していた28歳の男性が自転車に乗った30代前後の男性と口論の末に大阪市東淀川区で背中など3か所を刺されたと報じられている」、といった記事を見せられると、男は、「あ」とだけつぶやいた。そして、
「ヤクザが女を遊び殺すのを、見てみぬフリする日本人なんか殺してもいいんだよ。そのなかでもさらにドキュンなんか殺したっていいんだよ」
と書き、記事の「犯人は逃走中」と書かれている部分に触れて、
「俺は逃走してねえ。ドキュンが逃げたから旅路に戻っただけだ。Twitterでそうしているように、俺はいつだって逃げも隠れもしない。誇れることしかしていない」
などと説明した。