秋元康が指原莉乃に「激怒」? とんでもない! ファン「可愛くてしかたないんだろ」

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   HKT48の指原莉乃さん(21)といえば、AKB48の秋元康プロデューサー(55)ら運営から「推され」ているメンバーとして知られる。

   そんな指原さんに対し、「秋元氏が激怒した」との報道が出た。プロデューサーを怒らせたとあれば、ついに「推され」も終了か!?――と思いきや、激怒どころか秋元氏の愛情があふれ出ているとしか思えないのだ。

秋元「ちょっと関係の悪くなった恋人同士みたいな…」

秋元氏を激怒させた!?指原さん(13年9月撮影)
秋元氏を激怒させた!?指原さん(13年9月撮影)

   秋元氏は2013年12月25日、公開生放送のラジオ番組「AKB48のオールナイトニッポン」(ニッポン放送系)に出演した。

   「今年1番腹が立ったこと」として、「もうね、ぷんぷん丸ですよ!激おこですよ!」と言いながら「1か月くらい前、指原が…」と切り出すと、会場からは笑いが飛んだ。

   1か月ほど前、秋元氏あてに指原さんから「今日何やってるんですか?ご飯食べませんか?」とメールが来た。「何か問題があるのかと思った」と心配した秋元氏は、六本木の個室日本料理店を指定し、そこに向かった。到着した時、指原さんはまだいなかったという。

   指原さんは20時30分頃に来たが、「2人だけだとひどいこと言われそう」とのことで、秋元氏は指原さんと共演もしているリリー・フランキーさんを呼び出した。

   リリーさんが来るまで2人で刺身などを食べていたら、突如指原さんが「21時になったら私出ますから」と言い出した。秋元氏が「え!?30分間!?」と思いつつ「どうしたの?」と聞いたら、「明日映画(の撮影)なんで、本(台本)覚えなきゃいけないんですよ」と返されたという。秋元氏は「お前誘ったよな?ってちょっと関係の悪くなった恋人同士みたいな会話になった」とはにかんだ。

   本当に21時に指原さんが出ようとしたが、「リリーさん来るんだからちょっと待ちなさいよ」と引き止めた。リリーさんが21時15分頃に登場、その時指原さんが店員に「21時30分に車(タクシー)お願いします」と言ったというのだ。

   秋元氏は「またコイツしゃれっぽいなと。俺とリリーさんを笑かそうとしてるなと思った」というが、指原さんは21時30分になったら本当に「じゃ」と言って帰っていったそうだ。

「映画の台本を暗記しなきゃいけないで帰りますか!?ヤツは多分ね、僕の想像ではね、時間つぶし?つなぎ?多分ね、21時30分に誰かとどこかで待ち合わせたんだと思うわけ。それで本当は21時くらいに出たかったんだと思うんだけど、リリーさんだの何だの来たから、21時15分までいて、そこに行って、『つかまったよー秋元に』みたいな。多分。わかんないすけど」

と、「自分は時間つぶしに使われたのではないか」と愚痴っていた。

「今年のAKB10大ニュース」トップ3が指原絡み

   秋元氏の発言が、一部メディアで「指原が秋元を激怒させた!」などと報じられたが、放送を聞いたAKBファンらはネット上で「自虐風自慢に聞こえた」「痴話喧嘩かよ」「可愛くてしかたないんだろ」などと書き込んでおり、「激怒」とは微塵も思わなかったようだ。

   秋元氏の最近の発言を見てみると、確かに指原さんに激怒しているとは到底思えないようなものが目立つ。

   13年12月20日発売の「月刊AKB48グループ新聞」に秋元氏のロングインタビューが掲載されているが、

「指原は選曲感覚が鋭くて、(SKEの)松村(香織)の(ソロ曲)『マツムラブ!』を決めるときに、何十曲もあったんだけど、僕は最終的に10曲に絞ってたのかな。その中でも『これかな』って思っていた曲を、指原も選んできて、『おーっ』となった。しかも、作詞に関しては何もアドバイスしなかったのに『これでどうでしょう?』って書いてきたよ」
「今の指原は『これはファンのみなさんも好きですよね?』と投げかけるスタイル。まだ、一緒に動いてまではいないので、彼女のプロデューサーとしての今後の課題は、そのあたりになるんじゃないかな」
「(前略)少しずつの積み重ねで『(AKBの)中村麻里子のしゃべりはおもしろいね』ってヒントが出てきて、『ならば彼女をそこの世界で広げてあげよう』となる。昔の指原もそうだったよね。『私、2.5秒しか映らない』といった発言やブログ、さしこっていう言葉からチャンスをもらったわけだし」

など、指原さんの名前が頻出している。

   13年12月22日付の読売新聞日曜版コラム「1分後の昔話」では「今年のAKB48の10大ニュース」を挙げているが、3位「指原莉乃の総選挙1位」、2位「(指原さんがセンターを務めた)『恋するフォーチュンクッキー』のヒット」、そして1位が、ラジオで話題にした「六本木カニ鍋置いてけぼり事件」と、トップ3が指原さんの件だったのだ。「カニ鍋事件」については「スペースの関係で書き切れない。次回、2014年に報告したいと思う」と、話したくて仕方ない様子すらうかがえる。

   秋元氏の「指原愛」エピソードはこれにとどまらない。12年5月発売のソロデビューシングルの売り上げの一部が、レコード会社のミスでオリコンランキングに反映されないと知り、指原さんは大きなショックを受けた。秋元氏は号泣しているという指原さんの元に駆けつけ、うにスパゲティーを食べさせながら慰めた。

   さらに12年1月には、「僕は指原莉乃推しなんですよ」「いろんなチャンスを与えるけど、ことごとく失敗する。そのヘタレ感に勇気づけられるんです」と公言していた。

   これだけの絶大な愛情は、たとえ日本料理店に置いてけぼりにされたところで変わらないだろう。この調子なら、14年も指原さんには色々な仕事が舞い込んできそうだ。

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