【J-CASTが見た2013年】第4回
「瀬戸際外交」続けた北朝鮮 「アノニマス」被害に失笑広がる

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ランキング集計後には張成沢氏が処刑される

   集計時点ではランクインしていないものの、12月に入ってから張成沢(チャン・ソンテク)前国防副委員長の処刑という前代未聞の出来事も起きた。

北朝鮮が明かした張成沢の爛れた生活 カネと女と博打と麻薬に溺れる」(12月9日)
張成沢氏に死刑執行、「大粛清」が進行 複数の党幹部処刑、副首相2人も中国に脱出説」(12月13日)
北朝鮮メディア、張成沢氏を『粛清』 『死刑』以外の過去記事が全部消えた」(12月17日)
正恩氏『眉毛半分切り取り』で韓国報道過熱 強い姿見せたかった?張成沢氏処刑で動揺?」(12月20日)

   J-CASTでも立て続けに報じた。長年「ナンバー2」として君臨していた故・金正日総書記の妹の夫を、失脚が報じられてから数日で処刑した理由や処刑方法などについては様々な報道があるが、真相はすぐにはわからないだろう。

   対外的には「瀬戸際外交」を繰り返してきたが、このところ「大山鳴動して鼠一匹」「言うだけ番長」が常だった。だが、正恩氏は国内向けには突然の大粛清を断行し、非情ぶりを見せつけた。

   これらの出来事を通じて、北朝鮮は正恩氏による独裁体制の怖さ、底知れぬ不気味さを世界に知らしめた形だ。2014年も何が起こるか分からない。

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