ネット選挙の成功例か、「グレー」な運動か
参院選投開票の翌日に公開した、山本陣営の選挙運動をめぐる記事もきわめて反響が大きかった。
当落線上という事前予想から次第に抜け出し、66万票を獲得――山本議員の当選をめぐっては、解禁されたばかりの「ネット選挙運動」の成功例として肯定的に報じるメディアが目立ったが、J-CASTニュースでは目撃者の証言や、入手したビラなどから、山本陣営が公選法に抵触しかねない選挙活動を展開したのでは、との疑惑を指摘した(結局、検挙されることはなかった)。
この問題をめぐってはコメント欄でも「違反は違反」と罰則の適用を求める読者と、「山本太郎へのネガキャン」などと反発する読者による激しい論争が展開された。とにかく、その一挙一動が議論を呼ばずにいられない――「山本太郎」という人物の1つの特徴だ。