「大手芸能プロダクションの影響力に配慮しているとしたら情けない限り」
春川氏は、吉松さんの件を取り上げた理由を
「事実関係はまだはっきりと分からないものの吉松さんの言う通りだとすればストーカー被害がかなり深刻であることもさることながら、メディアが横並びで一斉に沈黙を守っていることの気持ち悪さだ」
と明かす。また、芸能事務所の影響力についても踏み込んだ。
「海外エージェントの男性の関連が明らかでないことなどから報道を控えていることも考えられるが、もしもネットで指摘されているように大手芸能プロダクションの影響力に配慮しているとしたら情けない限りだ。相手の言い分も含めて報道すべきではないか」
ブログのコメント欄は、春川氏の書き込みを称賛するものが大半だ。中には
「春川さん大丈夫ですか?」
と春川氏が失脚しないか心配する声あったが、春川氏は12月24日の「ミヤネ屋」に出演しており、現時点では杞憂のようだ。
今回の吉松さんの問題は、吉松さんにストーカー行為を行ったとされる芸能事務所役員と吉松さんをマネジメントしている米国人男性との間の金銭トラブルに端を発する。芸能メディアを除けば、春川氏が指摘しているように、大手マスコミは米国人男性の素性が分からず事実関係の確認に手間取る上に、金銭トラブルとストーカー事件との関係が微妙で、手間の割には取り上げる価値が少ないと判断して記事化を見送っている可能性がある。