第2次安倍内閣は2013年12月26日で政権発足から1年を迎える。日本経済新聞社とテレビ東京が20~22日に行った世論調査によると、この1年間の政権運営について、「評価する」が58%となり、「評価しない」の30%を上回った。
ただ、「アベノミクス」で、「来年は今年より景気が良くなることが期待できるかどうか」聞いたところ、「期待できる」が39%、「期待できない」は49%と、先行きを不安視する見方が多かった。
14年4月に消費税率が5%から8%に引き上げられる影響を心配する声が背景にありそうだ。
また、安倍内閣の支持率は前回(11月)より7ポイント下落して56%となり、昨12年12月の内閣発足後、最低となった。不支持率は7ポイント上昇し35%と最も高くなった。秘密保護法への根強い懸念が影響したとみられる。