2013年12月23日、天皇陛下は80歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、皇居・宮殿で記者会見し、この80年で最も印象に残っていることとして、「先の戦争」を挙げ、「前途にさまざまな夢を持って生きていた多くの人々が若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましいかぎりです」と振り返られた。
これからの人生の歩みについて記者から聞かれ、「年齢による制約を受け入れつつ、できる限り役割を果たしていきたいと思っております」と述べられた。また、皇后さまについて、「天皇という立場にあることは孤独とも思えるものですが、私は結婚により私が大切にしたいと思うものを、ともに大切に思ってくれる伴侶を得ました」と語れられた。