2013年は、「韓国」をめぐる騒動がこれまで以上にクローズアップされた1年だった。
J-CASTニュースでも、例年に増して韓国関係の記事への反響は大きく、中には当の韓国にまで話題が波及したケースもある。8月には電子書籍『仰天!韓国』を刊行したが、これもKindleチャートで一時1位になるなど(ノンフィクション部門)、予想以上の好評を得た。
しかし刊行後も、海の向こうからはそれこそ休む間もなく火種が投げ込まれ、数え上げればキリがない。そうした中で今年、読者が最も注目した韓国関連の話題は何か。J-CASTの年間アクセスランキングを参考に振り返りたい。
他国から相次ぎ「韓国男性とは結婚禁止」
対馬の仏像盗難事件に始まり、2月に就任した朴槿恵大統領の対日強硬姿勢、サッカー日韓戦での「旭日旗」騒動、米国を舞台とした「慰安婦像建立」問題など、13年も韓国をめぐっては数々の話題で盛り上がった。その中でも特にアクセスが多かったのは――
1位:韓国紙「在日は日本に住みたいわけではない」 「では韓国に帰国すればいい」とネット反発(10月10日)
2位:観客席ガラガラ、スタッフはボロボロ、宿泊先は「ラブホ」… F1韓国GP、くそみそに貶される(10月6日)
3位:キルギス政府「韓国男性との結婚NO!」 またもフラれた「嫁不足」大国の悲哀(10月18日)
3位から順に見てみよう。韓国ではこのところ「嫁不足」から、東南アジアや中央アジアの女性との国際結婚が盛んになっている。ところが、嫁入りした女性が夫からの暴力など悩まされるケースが少なくない。これに業を煮やしたキルギスの副首相が直々に、韓国男性との「結婚禁止論」も含め改善を求めたのだ。こうしたトラブルは他国との間にも相次いでおり、読者からは「他国から『結婚禁止法』なんか突きつけられた民族とか国とかは他にあるんだろうか」などと呆れ声が続出した。
なおキルギスからは、アタンバエフ大統領が11月、「民主主義先進国」の実情視察も兼ねて訪韓した。「名誉挽回」のチャンスだったのだが、議会は「恒例」の乱闘騒ぎでストップ、議場には人もまばらで、これまたとんだ「赤っ恥」となったことは記憶に新しい。