エレベーターの事故で営業を見合わせていた東京タワーの特別展望台が2013年12月21日朝、再開された。エレベーターの改修が終わったため。
事故は9月17日に大展望台(150メートル)と特別展望台を結ぶエレベーターで起きた。機械室の梁(はり)の溶接部分が外れていたことから滑車のような機器が傾き、ワイヤーが摩耗した。6本あるワイヤーのうち1本が切れ、その拍子に機械室の床に設置してあった鉄板が落下。この鉄板がエレベータの窓に当たって割れ、男児が軽傷を負った。この事故で男児を含む12人が2時間にわたって閉じ込められた。