「蒸し返し」に同情の声も
店名入りのツイートは現在削除されているが、しばらくの間はネット上に残っていたことが確認されている。そのため一部ネットユーザーは、その点について騒動が収まった後も言及し続けていた。今回、半年以上経って口を開いたのも、「店名を晒し続けた理由はなんですか」とフォロワーから質問されたからだ。乙武さんは「当時はほとんど心神喪失状態にあって、削除するという選択肢が浮かばなかったというのが正直なところですかね」と回答した。「心神喪失」とは「精神障害などによって自分の行為の結果について判断する能力を全く欠いている状態」(デジタル大辞泉)のことを指すが、おそらく、店名を載せてしまうほど頭に血がのぼっていた状態を「心神喪失状態」と少し大げさに表現したのだろう。
ネットではさっそく「『心神喪失状態』がこれほど長い期間続いていたのか」と、ツイート削除までに時間がかかったことに対する皮肉や、「心神喪失状態にあっても嫌がらせする気力は残ってるのか」「この件は乙武が悪いわ」といった批判の声が上がっている。だが騒動から半年以上経ち、未だに追及されることには同情するコメントも少なくない。「まだこの件の問題引っ張ってるのかよ」「未だにあんな下らない事件について突っかかってくる相手にも紳士的に対応してて偉いよな」「質問に答えたら言い訳って言われてかわいそう」などと気づかう声も出ている。