反社会的勢力の計画的な犯行?
大東隆行社長を拳銃で狙った事件については、胸や脇腹に3発も命中させたとみられることなどから、プロによる犯行との見方も報じられている。
自動式拳銃を使い、薬きょうがいくつか落ちていたという。また、財布などは奪われておらず、現金も残ったままだったといい、最初から殺すのが目的だったらしい。
「ミヤネ屋」でも、亀井正貴弁護士は、「ここまで大胆な犯行というのは、普通の人ではできない」と指摘し、拳銃を入手できる反社会的勢力の計画的な犯行ではないかとの見方を示している。番組では、銃声は聞いていないという近所の声がほとんどだったことから、拳銃に消音装置のサイレンサーを着けていた可能性があると指摘した。それは、住宅地でもある場所での早朝の犯行に備えたのではないかということだ。
また、大東社長が1人で車に乗って出勤すると知って、事前に下見をしたうえで、逃走準備をして犯行に及んだとの見方もできるとした。実行犯のほかに、近くで車を待機させていた運転手役がいたことも考えられ、複数犯の可能性があるようだ。