「餃子の王将」で知られる王将フードサービスの大東隆行社長(72)が2013年12月19日朝、本社ビル前で射殺された事件をめぐり、ネットが騒然としている。
突然の犯行への驚き、怒りももちろん、日ごろ「餃子の王将」に通っていた、今も通っているという人も少なくなく、追悼ムードも強い。
つんく♂さんも絶句
驚きの声としては、ミュージシャン、プロデューサーとして知られるつんく♂さんがツイッターで「ええ?!」とつぶやいたのを始め、弁護士の紀藤正樹氏もやはりツイッターで、「信じがたい。何があったのか」と絶句した。一般のユーザーからも、
「王将の社長が?!」
「餃子の王将の社長撃たれたん?王将めっちゃ好きやのに。何があったんやろ?」
などとあ然とする人が続出する。
餃子の王将は全国に店舗を展開しており、その味に日ごろ慣れ親しんだ人も少なくない。その社長の突然の死に、追悼の声も次々と上がっており、大学時代を同社の本拠地・京都で過ごしたバンド「アーバンギャルド」の松永天馬さんも、
「王将は京都に在学する男子大学生のソウルフードと言っても過言ではありませんでした。王手されることなかれ。R.I.P.社長」
と投稿、「今日は王将食べるか…」という人も数多い。
直前に「朝は掃除」の記事が配信されていた
それにしても、早朝になぜ本社前に社長がいたのか、と首をかしげる向きが多いが、実は大東社長はかねてから、毎朝会社の周囲の掃除をして回っていたという。以前からの習慣として一部では有名だったが、ちょうど2週間前の5日にはニュースサイト「NEWSポストセブン」にこの習慣が取り上げられていた。ツイッターなどでも、この事実が改めて紹介され、話題になっている。