今や学生の人生を左右するほどの一大事「就職活動」、面接に落ちるというのは何度経験しても嫌なもので、それを企業の社員に言いふらされたとしたら辛い気持ちになるだろう。
そんな「辛い事態」が、レシピサイト「クックパッド」の採用の場で実際に起こっていたことが、あるネットユーザーの「告発」で明らかになった。ネット上では批判が巻き起こり、クックパッドが事実説明のニュースリリースを発表する事態に発展した。
「採用関係は最もセンシティブな個人情報だよ」批判続出
あるユーザーの「告発」は2013年12月17日、マイクロブログサービス「Tumblr(タンブラー)」に投稿された。
「以前クックパッ○の面接を受けたんだけど、一次面接で落ちた。まあそのことは別にいい。しかしその後、クッ○パッドの社員の××(原文は実名)さんという人に、僕が面接に落ちたことを共通の知人に言いふらされるということがあった。そのことで僕は非常に嫌な思いをした。『毎日の料理を楽しみに』とは良く言ったものだ。僕にとってこの出来事は完全に飯マズな記憶となった。あー今日も飯がまずい。××さんにはあれがどういう意図だったのかきちんと説明していただきたい。」
この投稿はネット上で拡散され話題に。「個人情報の扱いに疑問を持つ事件だ」「これ本当なら落ちた情報どころか、誰それが面接に来たって情報すら漏らすのも論外だよね」「採用関係は最もセンシティブな個人情報だよ。知り合いだからでは許されないよな…」といった意見が書き込まれた。
また、クックパッド広報のツイッターアカウントあてにも「将来、御社の採用試験を受験したいのですが不安になります…」といったリプライが寄せられた。