1か月で8倍超値上がり、そして急降下 ミクシィ株、「乱高下」のあとはどうなる

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専門家の評価は割れる

   一方、この1か月かけて上昇してきたミクシィの株価は、わずか4営業日で半減した。きっかけは、2013年12月11日にゴールドマン・サックス(GS)証券が、投資判断を3段階で真ん中の「中立」から最下位の「売り」へ引き下げたことが材料視された。前週末(13日)までの3日連続で、取引時間中の制限値幅の下限、ストップ安まで下落していた。

   目標株価は1200円に設定している。

   これに対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は同日付でミクシィの投資判断を3段階中最下位の「アンダーパフォーム」から2位の「ニュートラル」に変更した。2016年3月期まで営業赤字が続くとみていたが、新たに15年3月期を37億円、16年3月期を63億円の営業黒字と予測。目標株価(12か月)は従来の930円から、約9.6倍となる8900円まで大きく引き上げた。

   評価の分かれ目は、ゲーム「モンスターストライク」にある。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの大ヒットゲーム「パズル&ドラゴン」級と高く評価したが、GS証券は「ゲームへの過剰な期待の沈静化とともに株価も下落する」としている。

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