母親の生活保護受給が問題となった次長課長の河本準一さん(38)が、騒動から約1年半経って、当時の心情や周囲の反応について口を開いた。
かなり厳しかった世間の目も温かくなりつつあると感じているというが、河本さんの実感とは裏腹に、ネット上ではまだまだ怒りがおさまっていないようだ。
「仕事が減ったんですよ」ラジオ出演でぶっちゃける
河本さんは2013年12月13日放送のラジオ番組「今田耕司のオールナイトニッポンGOLD」にゲスト出演した。
河本さんと仕事で会うのが久しぶりだという今田さんが「久しぶりに会うて1回痩せてたのに、何かまたお前倒れる前(編注:河本さんは10年10月に急性すい炎で入院した)に戻って来てるな?ぽっちゃぽちゃになって来てるな」とイジると、河本さんは「仕事の量がちょっとだけ減ったんですよ」とぶっちゃけた。
今田さんが笑い交じりに「何でやろ?原因わからんけど」と攻めると、「わかりませんか?また一から説明したらぶり返すよ。2013年じゃないもんあれ2012年やもん、またぶり返したらどえらいことになる」と、自ら「受給騒動」に切り込んだ。
河本さんが12年5月に謝罪会見を行った際、今田さんはマネージャーと喫茶店にいて、テレビで中継を見たという。喫茶店を経営する夫婦がそれを見ながら「泣いたってダメだよ」などと怒っていて、「これが世間か!」と実感したそうだ。
河本さんは「風当たりきつかったぁ~…」と当時を振り返った。会見の少し後に北海道で仕事があった河本さんは、前日にものもらいができたため眼帯をしていた。休憩中に地元住民から「どうした、けがしたの?」と聞かれたので「ものもらいです」と返したら、「何でもかんでももろたらあかんで」と怒られたというのだ。今田さんは爆笑しながらそのエピソードを聞いていた。