「平成のキャンディーズ」ひっそり活動終了 結成1年、アイドル3人組の寂しい現実

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   「アイドル戦国時代」と言われるほど数多のアイドルグループがしのぎを削る昨今、デビューしても話題になることなくひっそりと消えていくグループも少なくない厳しい世界となっている。

   そんな中、また1つアイドルグループが活動を終えることになった。名前は「C@n-dols(キャンドルズ)」という。「平成のキャンディーズ」としてデビューするもあまり話題にならず、寂しい結末を迎えてしまった。

日本クラウンのプロジェクトから誕生したアイドル

「キャンドルズ」公式サイト
「キャンドルズ」公式サイト

   日本クラウンは2012年春から、1970年代に一世を風靡したアイドルグループ「キャンディーズ」の音楽プロデューサーだった酒井政利氏と松崎澄夫氏がタッグを組んで「平成のキャンディーズ」を発掘しようというプロジェクト「キャンディーズカーニバル」を実施していた。カラオケを利用した全国オーディションで選ばれた、近藤綾さん(19)、鎌田三由紀さん(18)、大野愛友佳さん(19)の3人で12年11月に結成されたのが「キャンドルズ」だ。

   キャンディーズが後楽園球場で解散コンサートを行ってからちょうど35周年となる2013年4月4日、キャンディーズのヒット曲「年下の男の子」のカバーを収録したシングルでデビューした。

   「オフィシャルカバー」という華々しい船出で、レギュラーラジオ番組「SHOW WAAAP!」(FM横浜)をはじめ、ライブイベント出演などの活動を精力的にこなしていたが、7月に大野さんが体調不良を理由にグループを脱退した。

   オーディションで特別賞を受賞した清原優希乃さん(17)が新メンバーとして加入し、人数は保ったが、9月にレギュラーのラジオが終了。その後も不定期でのイベント出演はあったが、3人で書いているブログも当初はほぼ毎日だった更新頻度が減り始め、12月1日を最後に更新されなくなってしまった。

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