「マショマロ女子」モデル、以前は48kgだった
そうした中で、注目を集めているのがマショマロ女子として着回しに挑戦したモデル、後藤聖菜さん(19)だ。身長158センチ、体重は75kg(ツイッターでは85kgと告白)。スリーサイズは上から101、90、102というプロポーション。「ぽっちゃり」と「太っている」に境界線を引くのは難しいが、マシュマロ女子関連の書き込みでは、後藤さんに対して「ただのデブ」といった中傷コメントも少なくない。しかし当の後藤さんは、ラ・ファーファ編集部のブログによると「不快な書き込みについても気にせずゲラゲラ笑っている」という。
自身のブログでも「わたし、、後藤聖菜!!話題になってますなう、はい。マシュマロ女子です」とノリノリだ。「豚だのデブだの賛否両論ありますがわたしにとってすごく嬉しいことです」とポジティブにコメントし、「この調子でボンレスハムとかのCMとかできないかな」と自虐を込めつつアピールした。
すっかり「マシュマロ女子」(ぽっちゃり女子)の代名詞となった後藤さんだが、2011年ごろのブログを見ると、現在とは異なり、輪郭のすっきりとした当時の写真が掲載されている。実は後藤さん、ラ・ファーファのモデルになる前は、ほっそり体型のアイドルだったのだ。中学1年生から活動を始め、ライブやグラビア撮影などを行っていたという。それでは、どうして現在の体型になってしまったのか。
11日放送の「アノ人たちの作り方」(フジテレビ系)では、増量の経緯を明かしていた。後藤さんは「デブの役を舞台でやるから太ってくれと言われた」ために10kgの増量に臨んだ。ところが、舞台が終わっても思うように痩せることができず、48kgだった体重は75kgに。事務所からは「痩せろ、痩せろ」と言われていたが体型は変わらず、こうしてラ・ファーファのモデルになったのだという。だが、アイドルの夢は捨てていない。番組では「将来的には絶対売れたい」として、徐々に体重を減らしていくとの目標を語った。「マシュマロ女子」は仮の姿、ということのようだ。