トルコ中部の観光地カッパドキアで2013年9月、日本人の女子大学生2人が殺傷された事件で、地元ネブシェヒル地裁は12月10日、殺人などの罪に問われたファティフ・ウヤル被告に終身刑を言い渡した。トルコでは死刑制度が廃止されているため、終身刑が最高刑となる。
被告は9月9日、新潟大4年の栗原舞さん(当時22)とその友人と口論になってナイフで襲い、栗原さんを殺害した疑いが持たれている。当初は事件への関与を認めたが、10月の初公判では「友人の犯行で、私は警察に自白を強要された」と一転して否認していた。被告は上訴できる。