作詞者は反対派団体の呼びかけ人
ところがこの記事が掲載されると、ネット上ではその内容に首をかしげる人が相次いだ。「初めて聞いた」というのだ。ブロガーの篠塚修司さんもこれを検証、東京新聞掲載前の時点でネット上には「3件」しか露出がなく、しかもそれは反対派の市民団体などのページばかり、としたため、さらに疑問が広がった。
なおこの替え歌について、東京新聞、あるいは実際にネットで紹介していた市民団体のページでは作詞者を示していないため、ネットの中から「詠み人知らず」的に誕生したように見える。
しかし実際には、元NHKプロデューサーの永田浩三・武蔵大学教授がフェイスブックで、自らが作詞者であることを明かしている。永田教授は反対派団体の呼びかけ人として、国会前などで繰り返しこの歌を披露し、その模様は「一市民」による抗議の姿として、5日には「news every.」、6日には「ミヤネ屋」(ともに日本テレビ系)で放映されてもいる。