「多くの女性と不当な関係を持ち、高級食堂の裏部屋で飲食三昧」
中でも目を引くのが、「張成沢は、資本主義生活様式に染まって不正腐敗行為を強行し、腐敗堕落した生活をした」といった「腐敗」を批判している点だ。具体的には、
「権力を乱用して不正腐敗行為をこととし、多くの女性と不当な関係を持ち、高級食堂の裏部屋で飲食三昧におぼれた。思想的に病み、極度に安逸に流れたため麻薬を使い、党の配慮によって他国に病気の治療で行っている期間には外貨を蕩尽し、賭博場まで出入りした」
といった内容だ。
北当局の発表がどこまで真実かはわからないが、張氏の贅沢な生活ぶりはうかがえる。
また、張氏はかつて麻薬密輸の陣頭指揮をとっていたとの情報があり、今回の党の決定で、この情報が裏付けられたとの見方もできる。